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私が猫を飼ったのは、1991年が初めてで、アキラというオス猫でした。
無責任にも、外飼いをしていたので、病気にかかっている事に気付かず、たった7年で亡くしてしまいました。
その経験から、しばらくペットロスだったのですが、2002年の秋に、友達の知り合いの家で猫が産まれたと言うので会いに行ったら、真っ白くてふわっふわの仔猫が・・。これはもう、連れて帰らない訳にはいかないっていう気持ちになって、飼い始めたのがレアルでした。
その2年後に私は、彼との同棲を始める為に実家を出るのですが、日頃から、レアルのような良い猫の子孫を残したいと思っていたので、思い切って里親募集の掲示板で出会った子を迎える事に。・・それがミランです。
引っ越しの2日ぐらい前に迎えたので、バタバタしてしまい、まだ2匹がちゃんと仲良くなる前に引っ越しをしたのですが、その環境の激変に心細くなっていたレアルとミランは、それがきっかけで大の仲良しになりました(笑)
ミランの初めての発情は、その翌年、2005年の春に来ました。最初の交尾で授かった命は、子宮膿症の為に残念な結果に・・。でも、夏に来た次の妊娠は、順調にいって、4匹の仔猫が産まれる予定でした。
2005年の10月16日に陣痛が来て、1匹目が逆子で、残念ながら天国へ。その後、陣痛が止まってしまい、ミランが危険な状態になり、帝王切開に踏み切りました。お腹に残っていた3匹のうち、1匹は天国へ。呼吸をしていなかった残りの2匹は、先生の懸命な手当てで命をとりとめました。それがVitaとBiancaです。
でも、産まれたあと2日間ぐらい、ミランは非常に危険な貧血状態になり、生死の境を彷徨いました。
あれからもう数ヶ月・・・・・。いまは、レアルパパよりも体重の重いVita。4匹の中で一番活発なBianca。こんなに元気になってくれて、本当に嬉しいです
![]() 出産が始まりオロオロするレアル |
初めての発情 2005年6月、ミランに始めての発情が来た。 レアルは既にすっかり成猫なので、すぐに結ばれた!(゚∀゚)☆ でもその後、ミランの体に異変。 突然、嘔吐を繰り返し、ひどい唸り声。陰部からは膿が沢山出ている。急いで病院に行くと、子宮膿症との診断。しかも、薬の投与で治らなければ、子宮の全摘出になるとの残酷な宣告。 それで私は、どうも納得がいかず、病院を変えて再び診察を受けた。すると、出来るだけ子宮を取らない様に頑張りましょう、と言ってくれた!知識も経験も豊富で、とてもいい先生で、安心して任せられそうだ。 そして薬が効いて、膿も出なくなった頃、またミランに発情が訪れる。でも彼女の体調を考えると今回は見送った方が良いと思い、レアル接近に注意していたのだが、抑え切れず失敗(;´Д`) 不安な気持ちで数週間過ぎたところで、ミランに妊娠の兆候が現れる。乳首が大きくピンク色になり、体重も増加。病院でレントゲンを撮ってもらうと、4匹いるとの事。出産が待ち遠しかった。 |
![]() 退院後のミラン。お腹の手術の跡を見ると泣きそう |
陣痛が来た 2005年10月16日午前中に、ミランの陣痛が始まる。 産箱を出たり入ったり落ち着かないミラン。レアルは一緒に産箱に入り、ミランの体を舐めて気遣い、いいだんな様振りを発揮している! しかし、陣痛開始から15時間ぐらい過ぎて、夜中に1匹目が産まれたのだが、いきなり逆子。しかも首でつかえて出てくるのに時間がかかり過ぎてしまい、蘇生をほどこずも残念な結果に。 ミランはその後、陣痛がおさまってしまい、出血が止まらず、ひどく具合が悪そう。翌朝一番で病院に行き、即入院。その夜、命をかけた帝王切開手術になった。 手術は2005年10月16日の20時から。ミランが極度の貧血状態なので、最悪の結果も覚悟しておいて欲しいと言われてしまい、その時間は時計を見ながら祈り続けていた。 そして病院から電話。『1匹ダメでしたが、残り2匹とミランは元気です!』との報告。急いで病院に向かい、ミランと2匹の仔猫と対面。黒いオス猫と、真っ白なメス猫。・・かわいい!・・・・・ミラン、よく頑張った! |
![]() 普通は生後1週間以上かかる開眼も 4日で迎えました |
ミラン、闘う しかし、翌日ミランの容態が急変。ひどい貧血の為、呼吸困難になり、瀕死の状態。 病院に預けて先生に任せようと思ったが、だんな様が『ミランの気持ちを考えたら家で看病した方がいい』との言葉に、自宅に連れて帰る事に。その夜は、仔猫に2時間おきにミルクをやりつつ、ずっと祈りながらミランに付き添っていた。・・・・・ミラン、今にも死にそうな状態。 そして翌日、ミランを病院に連れて行き、様々な処置をしてもらう。すると、やっと峠を越えたらしく、あれだけ激しかった呼吸も落ち着き、かいがいしく仔猫達の世話をし始めた。 後は、フードを食べ始めれば大丈夫ですとの先生の言葉で、帰宅。ミランは生きようとして、私の手のひらからフードを食べるようになってくれた。 一日一日、ミランは順調に回復していったので、もう安心。しかも、生後4日ぐらいで、まずBiancaの片目が開く。多分、平均より早い。きっと、4匹で取りあいっこするはずだったミルクを2人占めして、栄養が行き届いているからだと思う。 子宮から取り出した時は呼吸をしていなかった2匹の仔猫が、嘘のように元気。徹夜で頑張ってくれた先生に感謝。 ミランの表情が、まぶしいぐらいに母性が満ち溢れていて、感動の涙を流してしまう日々が続く。大変だったけど、子供を産ませて良かったなと思う。 レアルは、突然増えた2匹のチビちゃん達を、遠くの方から興味深げに見ている。でもまだそばによってこない(笑) |
![]() Vitaもその2日ぐらいあとに開眼 |
2匹とも開眼 数日遅れてVitaも目が開く。とってもかわいい! Vitaは産まれた頃から長毛で、体も大きかった。ミランの体力を考え、産まれた時から私が哺乳瓶でミルクを与えていた。一日2時間位の睡眠という状態が数週間続いた。でも、命を削って産んでくれたミランの分まで頑張ろうと思い、何とか乗り切った。 Vitaの目の周りの白い縁取りが、ミランそっくり(笑) Biancaも、前頭部に黒い線が3本入っていて、レアルの仔猫時代を想い出させる。レアルの場合は、黒い線は1本で、数ヶ月で消えてしまった。 あまりにもパパとママの特徴を受け継いでいるので、生命の神秘を感じ、凄い事だなと思った。 |
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ミランママ大忙し 写真でも分かるとおり、仔猫達はスクスクと信じられない速さで順調に育ち、ミランも体力が回復して、私も徹夜しなくていい状況になって来た。レアルも恐る恐る産箱を覗き込むようになって来たが、覗くとミランに『邪魔よッ!』って感じでウザがられている模様(笑) しかしもぅ、猫かわいがりという言葉通り、猫は子供を溺愛しますね。ミランがトイレや御飯などの用事で産箱を離れると、仔猫達がすぐにミュウミュウ鳴くんだけど、もー、ミラン、物凄い速さで飛ん帰って来るもんね。仔猫のオシッコやウンチも、綺麗に舐めてあげて。 母の愛って凄いなぁって、ミランの姿に勉強させられた。 |
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仔猫の大冒険 生後1ヶ月が過ぎ、仔猫達もある程度大きくなってくると、産箱の外の世界に興味を持つようになります。 産箱に玄関を作って、自由に出入りが出来るようにしてあげました。 産箱の隣に猫用のソファーがあるのですが、そこによじ登ってるBiancaの姿、分かりますか? その姿を、ミランは心配そうに見てるんですよね。お母さん、目を離せなくて大変ね(笑) メスのBiancaの方が、冒険心が旺盛。オスのVitaはママにベッタリで、相当の甘えん坊に育ってしまいそうです(笑) |
![]() この頃が一番ヤンチャでした |
大きくなってきました もう、生後2ヶ月もすればすっかり生意気になってしまいます(笑) 私には10歳違いの姉がいるんですが、私が10歳の時にはもう実家を出て行ったので、遊んでもらった記憶が殆どないんですよね。だから親戚のお姉ちゃんって感じです。だから、仔猫達がじゃれあってる姿を見ると、兄弟姉妹がいるっていいなーと思いますね。 自分が子供を産むとしたら、最低2人だな〜とか考えますよ。きょうだいがいる事で、社会性が身につきますもんね。 ミランママを見てると、子育てのヒントももらえるかも。 人間だと、『勉強しなさい、食べなさい、早く寝なさい、何やってるの(#゚Д゚)ゴルァ!!』って感じで、余計な世話を焼きがちだけど、猫の場合はママと子供の間にいい距離感があって、自立心を養えそうです。 |
![]() お気に入りの写真。 |
仲良しきょうだい この写真はお気に入りの1枚です。も〜、きゃわゆい☆ 私がコタツに入ってると、その足の上にこうやって2匹で乗っかって来て、ポカポカしてるおかげで一瞬で寝てしまいます(笑) だから、起こすのかわいそうだから、しばらくコタツでジーッとしている事がよくありました(笑) この頃、ペットモデルの会社に登録して売り出そうと企んでいたのですが、登録するだけで年間数万円払う事が発覚して、やめた(爆) こうやってホームページに写真を載せておけば、出版社のどなたかにに発見してもらえるかしらね〜('A`)y━・~~ かわいいの4匹いますよ( ゚Д゚)ノ☆ |
![]() ママを覗き込むBianca。Biancaはママが大好き。 |
親子っていいな〜 爆睡しているミランママを覗き込むBiancaの図。 この写真も大好き。やっぱりママっていいですよね。 Biancaは、人間にはあまりなつかず、ミランママにベッタリです。反対に、Vitaは恐れる事を知らないメッチャ社交的な猫で、ゴロンゴロンと喉を大きく鳴らしながら、誰にでもスリスリ突撃していきます(笑) やっぱり、メスはオスよりも警戒心が強いんだと思います。レアルとミランも、同じように正反対だし。 |
![]() VitaがBiancaを押さえこみにかかる |
ヤンチャ盛り きょうだいでじゃれ合っている中で、相手を咬む力の加減等を覚えていきます。 オスのVitaの方が強そうに見えてますけど、実際はメスのBiancaの方がやり手。 いつも最後には、Vitaが負けてます。負けると人間のもとに走ってくる(笑) |
![]() レアルに寄り添うミラン。多分レアルはツンデレ(笑) |
いつもラブラブ☆ 産まれてから2〜3ヶ月で、子育ての一番大変な時期は過ぎ、ひと段落します。 ミランはレアルが大好き。レアルよりも、女の子のミランのほうがお熱って感じなんです。 お嫁さんとして迎えてからしばらくは、ミランのほうから積極的に、しつこいぐらいにレアルにアタックしてた。レアルのほうは、最初の頃はミランに対して気のない素振りだったんですよ。 レアルは生後1ヶ月ぐらいで家族と離れてしまったので、猫同士のコミュニケーションが苦手っぽいので、ミランの積極的なアタックのおかげで、レアル1匹で過ごしていた頃よりも、数倍も優しい性格に変わりました。以前はかな〜りひどかった咬み癖も、面白いぐらいピッタリと止まったし。 猫同士の相性も大事なので、慎重に進めて欲しいんですけど、1匹で飼ってるかたは、余裕があればぜひ多頭飼いを検討される事をオススメします。 |
![]() かわいすぎる(*´д`*)ハァハァハァアハァ |
(ノ∀`)☆ ぬいぐるみみたいなBianca。 かわいい〜.+.(・∀・).+. Biancaの前頭部の黒い線が、徐々に薄くなって来ました。 でも、遠目で見るとレアルと見間違うので、この黒い線があった方が分かりやすくてありがたい(笑) |
![]() ( `∀´)ノ フォオオオオオオオオオ! |
ヽ( `∀´)ノ<フォー! これ、実は連続写真になってるんですよ。 その最後の1枚です。 いつものようにコタツの私の足の上で寝ていたVitaが、寝言を言い出しまして、徐々に手を挙げていったんです。シャッターチャンスだキタコレ!!!!!.+.(・∀・).+.と、急いで携帯のカメラを起動させて、撮影に成功しました(笑) これ、数カ所の掲示板にアップしたんだけど、最近やってるmixiのトップ画面に使ってくれてる人が、何人もいたんです(σ゚∀゚)σΥΟ!! Vita、モデルになったら仕事沢山来そうだな〜(笑) |